世界がおかしい
数ヶ月前からギリシャやスペインでの大規模デモが毎日のように報道されるようになってから、欧州中の市民が「世界はおかしい・・」と考えるようになった.そしてその「変だ」を突き詰めて行くと現行の金融システムや資本主義に突き当たる.欧州各地の(多分…
以前書いたように1999年に日本に戻った時の最初の逆カルチャーショックは、女性蔑視がより悪い方向へいっていることだが、次の逆カルチャーショックは日本の「消費主義」.日曜日などの休日に、家族でショッピングセンターやデパートなどに行くことが、娯楽…
フェイスブックの知り合いが書き込んだサンケイの記事「光速超えるニュートリノ・・」は、私もこういうニュースは大好きなので即読んだ.そして勿論他のメディア(英仏語)の記事も読んで、ひとつ考えさせられた.それは、事実は「スイスのジュネーブ郊外に…
ベルギーにいるほとんどの回教徒の女性は、ヒジャブと呼ばれるスカーフで髪の毛と首を隠すぐらいで、顔は出している.目以外は隠すブルカ禁止の法律に関係する女性は30人程度だと言う.私自身は見たことはないが、施行当日か翌日には数名が逮捕され、罰金刑…
原発事故が切っ掛けで、日本の権力3兄弟(大企業、官僚、マスコミ)のウソや情報操作のことを話す人々が増え、昨日の反原発デモも6万人を集める一大デモとなったことは、世界中で報道された.非常に喜ばしいが、問題はまだ山積みとなっている.私は4月頃…
世界状況を知れば知るほど矛盾だらけで、一体世界はどこへ向かっているのだろうという疑問が湧いてくる.今日はその矛盾の一つ「食・動物と海の生物」の話.一生懸命真面目に働くことの理由はより良い生活(より幸せになるため)のためのはずが、何だかおか…
実際に10年前の9月11日の事件の時は、仕事を終え真夜中過ぎに自宅へ戻ってテレビをつけたら中継していたので、びっくりしつつ朝まで見てしまった.その時に中継を見ながら思ったことは「米国はテロを予想していて、わざとやらせた」.その数年前に子連れで…
最近、またブリュッセルの街並や建物の写真を人に見せたくて、別の写真ブログを再開した.ここの街並の何が美しいかと言うと、沢山の職人が腕にかけた見事な作品の集積だということが解った.もちろん優れた建築家がトップにはいるが.ブリュッセルに限らず…
面白いのは、「村八分」の裁判があったという.ウィキペディアからの引用: 新潟県関川村沼集落において、2004年春お盆のイワナのつかみ取り大会において「準備と後片づけでお盆をゆっくり過ごせない」と一部の村民が不参加を申し出た。 集落の有力者が「従…
英国に留学していた時、デンマーク人の友人がいてある冬休みをデンマークとスウェーデン南部で過ごした.想像通りの素晴らしい国.人々は高い生活水準であるにもかかわらず、とても節約家でしかも社会がそのようになっていた.友人は、デンマーク大学の言語…
日本には、現在進行している放射能汚染が深刻化しているが、同じように深刻な環境や社会問題が山のようにあるのはご存知だろうか?ソマリアを中心に東アフリカの飢餓 世界各所での原生林の伐採. 中国全土の環境汚染と公害. 世界各所での砂漠化 インドの環…
今日の「毎日jp」のニュースに「東日本大震災:仮設住宅に緑のカーテン 季節外れなのに・・」という記事があった. 岩手県で約8000戸、福島県で約5000戸の仮設住宅にゴーヤの苗を植えたプランターを設置するという.厚生省が被災7県に(7月)通知をだし、…
ツァイトガイスト(以下ZMと略す・Zeitgeist Movement)は最初、ピーター・ジョセフというニューヨークのアメリカ人が、現代社会の矛盾や問題の根拠を追求し、自分自身を納得させるためにドキュメンタリー映画・The Movie を1997年に作った.これは利益のた…
商品の一生には5つの過程がある. 1.資源の採取、または搾取 2.生産 3.流通 4.消費 5.廃棄 こういうシステムで流れている.この全ての工程で今、行き詰まりによる大問題が生じている.どうしてかというと、地球は有限なので、1から5へ一方向へ…
一ヶ月ほど前に掃除機とテレビを買ったが、理由は今住んでいるアパートを人に又貸しして、別の国へ行く計画があるからだ.(その後ベルギーが面白くなって、計画はどうするか思案中)日本の人々は実に良く家庭電化製品を買い替えるが、ベルギーでは一度買っ…
その後、ピーターがフレスコというフューチャリストに出会ったことや映画が沢山の賞を獲ったことで、世界的なムーブメントとして始まった.最初のドミュメンタリーは2007年に発表された時点では、作者のピーターは金融資本主義が世界の悪の根源であるとしな…
1999年に久々に日本に戻って、暫くすると少しずつ周りの様子が見えてきた.最初に感じたことは現在でもそのように感じている.私が10代のころ、1960年代に比べるとずっといろいろな意味で、閉鎖的になってしまった.若い人々は日々良くなっていると思い込ま…
もちろんアメリカや世界中の国で「負債がない国」は多分存在しない.でも、尚更この経済のシステムはどこか構造上の欠陥があるのではないかと思う.人間の経済活動は元々人が生きていくために必要な衣食住を満たし、更にはできるだけ沢山の人々を幸せにし、…
洗脳や誘導されないため、または独りよがりで将来性のない、無駄なことにお金や時間を使わないためには、世界をできるだけ俯瞰的に見る必要がある.まだ横浜で飲食店をやっていた2008年ごろ、ある常連客が、「友人が新しく本屋を開店するので、手伝うことに…
不思議なことに、この歳までそれで生きてこられたのも偶然というより、欧州大陸は日本や米国式の究極の資本消費主義には至っていなかったのかもしれない.そういう世界で大人時代の大部分を過ごした後、1999年(母の面影を追い求め)から2010年まで横浜で生…
現在の世界の人口は、私が生まれたころ、60年前の3倍.そして私が日本を最初に離れたころの2倍に膨れ上がっている.まだ地球の人口が今の半分だった頃、1970年頃に出版された「人口爆発・Population Explosion」では、世界の人口増加が様々な問題を引き起…
最近フェイスブックの友人に進められて読んだ「The Pirate's Dilenma・海賊のジレンマ」という本の中に、どこの国の領海にも入っていない、放棄された第二次大戦中の海の要塞を独立国として宣言した人の話があった.場所は英国のFelixstone の英国領海の外に…
その中の100人ぐらいは実際に会っている人々、博士号をいくつも持っている科学者や政治学者たち、何十年もその分野で活躍し、沢山の著書を出版、発表している人々だ.要するに、私と交流のある2千人近くの活動家は、真剣に地球のことを考えている人々なのだ…
ブラジルは: ・収入、仕事がないので、食べるものが無い.それで盗みや窃盗、更には殺人に至ってしまう. ・やることがないので、犯罪組織の仲間に入り、薬物に手を染める. ・金持ちをねたみ、憎む・・・日本はブラジルと比べると、政府や社会的圧力が働い…
・シリア - 50万人以上の反政府デモ、巨大化する暴動、多数の死者 ・ノルウェー - 極右のノルウェー人によるツインテロ行為、多数の死者 ・イスラエル - 40年ぶりに数十万人の中産階級が生活苦を訴えるデモ ・リビア - 長らく続く大規模な反政府運動、カダフ…