世界の環境問題と経済は密接な関係があることは、だれでも気がついている．そこで、幾つかの例をあげて説明したい．
日本には、現在進行している放射能汚染が深刻化しているが、同じように深刻な環境や社会問題が山のようにあるのはご存知だろうか？
ソマリアを中心に東アフリカの飢餓
世界各所での原生林の伐採．
中国全土の環境汚染と公害．
世界各所での砂漠化
インドの環境汚染と公害．
シェル-ウガンダの石油流出、環境汚染
シェル-北海での石油流出事故
中国の海底油田事故、石油流出
中国の石油流出
世界のGM（遺伝子組み換え）食品の問題
アフリカ全土、インド、パキスタン、中国、オーストラリアなどでの密猟（象、サイ、ヒョウ、猿他）
廃棄物問題
野生動植物絶滅の危機
多数の国々のフカヒレと他の魚介類の乱獲（密漁）
オランダのGM（遺伝子組み換え）予防接種を10月〜実行する
インドと中国、アフリカで腎臓などの内蔵を密売する人々
世界各地での大気汚染・水質汚濁・土壌汚染問題
農薬などによるクラゲの大量発生、毒海藻の大量発生
外部から持ち込まれた動植物による生態系の破壊
昆虫やクラゲの大量発生、毒海藻の大量発生
全部は書き込めないほど様々な問題が勃発している．それに伴い、世界での動物への虐待が急激に増えている．例えば：
- 中国や韓国での犬ネコを食する習慣
- アフリカ各地で食用のための野生動物の密猟
- 毛皮産業のために生きたまま全身の毛皮をはがれる動物たち
- ペット産業のための動物の商品化、売れ残りの廃棄処分方法
- ペット産業のために絶滅危惧種（動物、は虫類、昆虫、魚）などの乱獲
- US、カナダ、ナミビア、アイスランドなどでのアザラシ大量虐殺
- 日本のクジラの密漁、ドルフィン虐殺
- スペインの闘牛、ルーマニアの闘馬、東欧州の犬スピンなど等
- 残酷な動物生体実験（その動物の売買）
環境問題以外の社会問題：
上記の問題どれをとっても、突き詰めていくと「利益優先の経済」にたどり着く．
世界で最初の環境汚染は「水俣病」．当時の朝日新聞によると「環境汚染による食物連鎖によりひきおこされた人類史上最初の病気であり、『公害の原点』といわれる。（2009年9月4日朝日新聞）」皇太子と結婚した小和田雅子さんの祖父の会社「日本窒素」が、水銀を1932年〜1968年まで水俣湾に垂流した事による水銀中毒で、最初の患者は1953年だが認定されたのは20年後．患者が１万人以上、最終的に政府が責任を認めたのは2004年10月の事．最初の患者が発見されてから50年後の事だ．詳しくは、こちらから
いまだに世界の環境問題を扱っている人々は、水俣病に対する日本政府と今回の原発事故の対応と比べとても心配している．
利益を追求すると必ず環境や人々、動物は搾取の対象でしかない．-->>続く
